英語・外国語指導のための「ウォーキングディクテーション(ランニングディクテーション)」アクティビティ
ウォーキングディクテーション(又は「ランニングディクテーション」)は、動きと語学学習を組み合わせた楽しい教室活動です。生徒はペアになり、書かれたテキストをある場所から別の場所へ記憶と口述、チームワークを使って伝えます。この活動は、文章構造や語彙、発音を強化しながら、生徒を積極的に参加させるのに最適です。
目的
チームワークと記憶に基づく口述を通じて、読み、聞き、話し、書くスキルを練習すること。
準備
最近学習した語彙や文法を復習するための短い文や文章を選ぶか作成します。教室のあちこちに貼るために、テキストを印刷して数部用意してください。
材料
- 印刷したテキスト(チームごとに1部、または教室内の数か所に配置)
- 各チームのための鉛筆と紙
- 任意:タイマーまたはストップウォッチ
準備作業
- クラスをペアに分けます。1人はリーダー(読む人)、もう1人は書き手(書く人)になります。
- 印刷したテキストを教室の壁や教室外に貼ります。
- 各ペアに紙と鉛筆またはペンを用意します。
遊び方
- リーダーが貼られたテキストのところへ行き、一部を読み覚え、それから書き手のところへ戻り覚えた内容を口述します。
- 書き手は注意深く聞き、リーダーが言ったことを正確に書き取ります。
- リーダーは必要に応じて何度でもテキストに戻ることができます。
- 活動の途中で役割を交代し、両方が読みと書きを練習できるようにします。
- 終了後、チームは書いた内容を元のテキストと比較し、スペルや文法、句読点の正確さを確認します。
バリエーション
- リレースタイル:テキストを遠くに貼り、3人以上のチームで交代しながら行います。
- タイムチャレンジ:制限時間を設け、その時間内に最も正確に書き取ったチームを競います。
- ディクテーションレース:チームごとに異なるテキストを与え、最初に完成させたチームが勝ちです。